陰陽のジャーニー②
NYの生活スタイルで、特徴的に覚えていることのひとつは
冬があまりに寒いので、 肩が自然に上がってしまい筋肉に力が入り常にガチガチだったこと。血の巡りが悪く、肩こりや脚のむくみ(+当時はスキニーパンツを履いていたので、血の巡りの悪さに拍車をかけていた)が常にあったこと。土地のエネルギーも緊張感に溢れたハーレムだったことから、人は我先にと走るように歩き、赤信号でも横断するのがNYを生きている証、のような街だった。
冬は、身体が自然とチーズやバター、コーヒーにはhalf&halfのクリームを入れた方が美味しいと感じるような、、本当に身体は正直だ。
思えば、『陽』の極限の場所で8年も暮らしてきてしまっていた。
なので、学校卒業とともにこの街は出よう!と決心した時には、「じゃあどこへ?」
全く行き先のプランも向かいたい先もなかったものの、ネット検索している時に、ハワイ島の画像に出会い、「嗚呼、ここに行くんだな」と腑に落ちてしまった自分がいた。
『陽』MAXにいた私は、ハワイの中でも『陰』極めたハワイ島は、ヒッピー地区へ導かれた。自分が行き先を決めた、というより、転んだ先がそこだった。
緊張していた身体と、バリヤーを張っていた心からの解放。
『緩むこと』=『陰』が勝手にできる場所がハワイ島のプナだった。
採れたてのパパイヤを味わい、割りたてのココナッツから、
人間の体液にとても違いと言われるココナッツジュースを飲み、溶岩で真っ黒な土地から
健気に目を出すココナッツの芽に、ペレの大地に、生命力とは何かを身体で知った。
土地にも陰陽があると、その時は知らなかったな。
当時読んでいた本は、久司道夫先生の↓こちらの本。
咀嚼し、実践し、こういうことだったのか!と三位一体ガッテンが行くまでに
長いことかかったし、今も旅の途中。
それでも宇宙の秩序と小宇宙である自分の《Body・Mind・Spirit》をつかって知っていく過程が面白い。
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