ドキュメンタリー:KISS the GROUND

雨続きだった先日、小雨の降るなか3人のお兄ちゃんたちが
芝刈り機をもってコミュニティーの庭の管理にやってきた。

1ヶ月に一回くらいの割合でやってくる業者で、芝刈りが必要ない人は
リストに入れてもらっているはずなのだが、、関係なく騒音と土ぼこりを
撒き散らして各家の庭を走り回る。
草がほぼ生えていないうちのフロントヤードは、雨で土が剥き出しだった。
刈る芝もないのに、彼らは芝刈り機を走らせていたので、旦那がついに表に出て行って
ここは必要ない!って伝えたのだった。

その日の夜にNetflixでみたドキュメンタリーが、【キス ザ グラウンド】

最初にシンクロして笑っちゃった。
現代の農家のやり方も、芝刈り屋さんのヤード管理も概念は全く同じ。

土を耕し、土を荒らし
肥料・除草剤・殺虫剤を使わないといけない環境を最初に作っておいて
何かに頼らなくてはいけないサイクルに入れ込んでいく

機械で根こそぎ土壌を耕してしまうと、どういうことが土中の世界で起こるのか?
微生物と炭素の調和が崩れてしまう。良質な土壌の根と水分と微生物との関係と
土壌が保有できる炭素の量を考えてみるといい。
腸内環境、発酵食品とここ数年でとてもよく聞くワードだと思う。多くの人が
自分の体の微生物との関係に注目して、腸活、免疫アップとよくしてきたのだから
次は地球の土壌に目がいくと思う。だって、食べるものはその土壌でできるから。
オーガニックと言っても、水耕栽培だったり食べ応えがないグリーンが
たくさんある。全て土壌の栄養にかかってるんだと思う。

日本の方針を見ていると、【脱炭素社会】
炭素がまるで悪いものとして扱われているよう。炭素を出さないことを掲げて
化石燃料の代わりに原子力と再エネに変換されているトリック🤔
例えば大手の環境戦略、【グリーンチャレンジ】っていかにもな名前つけてるけど
イメージ映像と、あたかも人が納得しそうな言葉文句を巧みに使って
でも結局具体的に、私たちは未来に向けて何をするって??とポカーンとする。

このドキュメンタリーで語られているのは【Regeneration=環境再生】

地球の生き物が、ありのままの、あるがままの姿で成長することが当たり前
牛は草を食べる生き物であって、穀物を食べるようにできていないでしょう🤔

いい土壌ができれば、土中の世界でしっかり炭素をホールドしてくれるし
いい根っこや栄養のある土壌ができれば、野菜は美味しく育つし
土砂崩れや水害で土地の力が衰えることだってないと思う。
いい野菜のクズがでたら、コンポストすればまたいい土ができる。
全ては繋がっていて、全ては循環しているよね。
Netflixのある方は【Kiss the ground】是非💫みてみてください😉

ドキュメンタリーが見れなくても、kiss the ground.comのページには
たくさんのリソースとビデオがあるのでいろいろな視点から学べます🌏😘
裏庭の裸同然だった土の表面に、2日間の大雨の後、急に息吹いた小さな芽!
一面にこの小さな緑が再生しだした🌱うれしい!

Root Kitchen

be natural, live natural, love yourself and spread to others. 自然にそって生きたいと願うナチュラルママのホリスティックジャーニー

0コメント

  • 1000 / 1000