ライナス:心のセキュリティブランケット
エッセンシャルオイルといったら、何を思い浮かべますか?
ラベンダーやペパーミントは、認知度の高い代表的なものかもしれません。
私は柑橘系の芳香が、昔は好きでした。
それらは植物の花や、葉、樹木の実の皮脂からとれるものだったりします。
私の場合は、環境やその時の状況に落ち込んで、暗くなった気持ちを打破したかったので、香りに救いを求めました。すると自分の気持ちを観察できるようになっていきました。
柑橘系の匂いは好きでしたが、あまりに落ち込んでいる時に私には適していませんでした。
手が伸びない。欲さないんですね。
ふーっと深呼吸して、肺にまで染み渡るような深い樹木の香りに惹かれました。
地に足をつけ、根をはって揺るがない安堵感を与えてくれる。
エッセンシャルオイルには、スパイス系と呼ばれるオイルがあることも知りました。
シナモンやショウガ、クローブなど。
中でも衝撃的に出逢ってしまったのは、カシアでした。
シナモンにも似ていますが、種類も成分も違い、初めてカシアの匂いを嗅いだ時に
思い出された記憶は、浅田飴でした。
浅田飴は、私の脳のどこかで、昔の記憶の中の《安心感》と直結していました。
何の予備知識もなく、直観で注文したのです。
なので、精油が届いて蓋を開け、匂いを嗅いだ時の感動たるや!
そして後からこの精油が、不安感や緊張した気持ちに働きかけることを知って
さらに嬉しくなりました。
赤ちゃんの時はママのおっぱいの匂いや、ママの匂い、その匂いが染み込んだタオルや
人形をしっかり持って、離れるまで時間がかかった人も少なくないと思います。
大人になってまで何かに執着して持ち歩いたりは、なかなかしませんけれど、
大人だって子どもだって、やはり安心感は誰もが求めている自然な感情なんだと思います。
私にとって、自分の心が落ち着く匂いに出逢ったことは、とても大きな支えです。
注》ブログ内で触れる《エッセンシャルオイル》は高品質な安全性が保障された
精油を使っています。詳しくは《Contact》のメールから気軽にご質問ください。
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