肉体が教えてくれること

あなたの肉体は、今生 "あなた” （名前）を担当しているボディースーツにすぎない。
あなたを、あなたらしくさせる目の色、髪の毛の質、手足の長さ、健康優良児だったり
＜障害＞と括られるユニークさを兼ね備えていたり、それはそれは精密に
"あなた” をたった一人のユニークな存在たらしめるために在る。

ボディースーツが持ち良く、燃費よく、機能を果たしてくれている人にとっては
”感情面” や "精神・魂" の面で内側からアプローチして、ボディスーツのほぐれやアジャストメント
が必要になることもある。


身体に支障が現れているのなら、それはまず
"なんて正直な身体なんでしょう！ありがとう私の身体! "
と褒めてあげてほしい。

立派なメッセージが身体に上がってきているのを無視しないで、声をかけて触ってあげてほしい。

今まで築いてきた感情パターンや想念は、身体に蓄積される。
癌などは顕著な例だと思うし、そこまで悪性に自分の体を攻撃し始めなくても
キネシオロジー（筋反射）の自然療法を経験したことがあれば、自分の筋肉の反応が
教えてくれる的確な身体からのメッセージに驚くだろう。

身体の右側に現れる症状は、《自分の感情や想い》であることが多く
左側に反応が出る場合は、《霊的なこと》であることが多い。
とエネルギーワークの師匠から学んで以来、身体に現れる反応をよく観察するようになった。

古い感情パターンが、昇華されようとしている時、私の身体の特徴的な反応は
右目の大きさや見た目が変わったり、右の口角が切れる。
今も、かれこれ２週間くらい治っては裂け、癒えては痛み、、を繰り返して右の口角だけが赤い。

1ヶ月前などは、左の膝に虫刺されのような小さな跡がついたかと思ったら、
見る間に腫れ、ズボンも履けない、靴下を履くと血流が止まったように鬱血し
蜘蛛にでも刺されたのかなぁ？？？？と頭を傾げていたのだけど、
普段パンツ姿が多いから、刺されるにしても場所が変。。
これはいよいよ病院で診てもらわないといけないかな〜、と思っていたあたりから
真っ赤に腫れていたものが、ギュギュギューと黒く集結されていき、ある日消えた。
その後、よーく目を凝らして膝を見てみたら、その部分だけ真っ黒な直毛の毛が、
まるで丸坊主にした、野球部の男の子の頭皮に3ミリ生えてきた、新鮮で元気な毛！
のような毛がそこだけビッシリ成長していて、かなり驚いた。

後になって、ふと思うことがあったのだけど、高校生くらいの時に確か、、、
膝小僧をエッラク傷つけたことがあったなぁ。どう支障したか忘れたけど。

これらの観察を、過去のトラウマや想念に関連ずけていちいち考える必要もないけれど、
（そこに囚われてしまうこともあるだろうから）身体があげてくれる精密なメッセージを
聞いてあげることで、筋肉は緩み、解放へ向かっていく。と思う。

痛み止めを取ったり、痛みと戦う姿勢でいると、長引く。
長引かせているのは自分なのに、《誰か》に肉体の支障をどうにかしてもらおう、と
思っているうちは、身体の望み＝肉体が抱擁している感情を出す出口が塞がれているから
身体が癒されることを許さないのだ。
だってあなたの身体は、《あなた》に癒されたいのだから。